室内でハーブ・葉物野菜を育てる栽培セット
若採り葉物と大きく育てるハーブで容器を分け、少量用培養土、追肥、自然光不足時の育成ライトまで役割別に整理します。
室内菜園は、最初から育成ライトや高価な栽培キットを買う必要はない。
先に決めるのは、
何を育てるか
→ どこまで大きく育てるか
→ 容器
→ 土
→ 水
→ 必要なら追肥
→ 光不足なら補光
。
この記事は室内の土耕だけを扱う。水耕栽培は別記事。
Quick answer
先に結論
ベビーリーフ・若採り葉物
浅く細長い Richell ベビーリーフプランター40型N。
バジル・パセリ等を株として育てる
浅型を共用せず、根域を取れる アップルウェアー 陶鉢深型7号 などへ分ける。
土
- 1〜2鉢だけ → ハイポネックス培養土 6L
- 複数鉢・量が必要 → 野菜の培養土 14L
肥料
植え付け直後から全部足さない。必要になってから ハイポネックス原液。
日当たり
窓辺で問題なく育つならライト不要。光不足が明確なら NEO AMATERAS-20W。
役割1|育てる植物と収穫サイズを先に決める
最初は1〜2種類に絞る。
対象は、
- ベビーリーフ
- リーフレタス系
- パセリ
- チャイブ
- バジル
など。
重要なのは、同じ「室内栽培」でも必要な根域が違うこと。
サカタのタネは、バジルを大きく育てる場合、30cmプランターに1〜2株を目安としている。
そのため、ベビーリーフ用浅型プランターを、バジルを大株にする用途まで共用しない。
選び方
役割2|容器は「若採り葉物」と「株を育てるハーブ」で分ける
Richell
ベビーリーフプランター 40型N アイボリー プレート付き40型N
約39.2×11.5×9.1cm、土容量2.6L。
- 長所:奥行約11.5cm
- 長所:室内・窓辺向け
- 長所:底メッシュ
- 長所:プレート付き構成
向いている人:ベビーリーフ、若採り葉物、窓辺の細いスペース
- 大きく育てるバジル等には小さい。
アップルウェアー
陶鉢 深型7号 えび茶
約23.2cm径、高さ22.5cm、土容量3.6L。
- 長所:浅型より根域を取れる
- 長所:深型
- 長所:室内でも扱いやすい樹脂鉢
- 対応受皿を持っていない場合だけ:アップルウェアー 陶鉢皿7号。
- 対応受皿を持っていない場合だけ:受皿に水を溜めっぱなしにしない。
向いている人:バジル、パセリ、株として育てるハーブ
- 室内では受皿が必要。
選び方
役割3|土は量で選ぶ
初心者が赤玉土・腐葉土・バーミキュライト等を個別購入して配合する必要はない。
HYPONeX
ハイポネックス培養土 鉢・プランター用6L
元肥入り。メーカー案内では6Lで約8号鉢までが目安。
- 6L
- 元肥入り
- 排水性・通気性・保水性
- 室内でも使いやすい清潔な原料
- 野菜にも使用可能
向いている人:ベビーリーフ1鉢、7号鉢1株、室内でまず小さく始める
- Amazonは調査時点でおすすめ出品なし。公開前再確認。
HYPONeX
野菜の培養土14L
複数鉢や大きめ容器を同時に作る場合。
- 14L
- 野菜向け
- 排水性・保水性・通気性
- pH調整済み
- 室内・ベランダでも使用可能
向いている人:2〜3鉢以上、植え替え予定あり、土を使い切れる見込みがある
- 小型プランター1個には多い。
- 6Lと14Lは品質の上下ではなく、必要量の違い。
選び方
役割4|水やりは「毎日○ml」で固定しない
水やりは、
- 植物
- 鉢サイズ
- 日照
- 室温
- エアコン
- 季節
で変わる。
バジルでは、土の表面が乾いたら鉢底から流れる程度まで水を与える方法がメーカー栽培情報でも案内されている。
室内では、排水後に受皿へ残った水を捨てる。
土壌水分計を最初から必須にしない。
選び方
役割5|追肥は必要になってから
HYPONeX
ハイポネックス原液800ml
野菜・ハーブにも使える希釈式液体肥料。
- 使うタイミング:継続収穫する
- 使うタイミング:元肥の効きが切れてくる
- 使うタイミング:製品・植物側の追肥時期に入る
向いている人:継続収穫する葉物・ハーブで、元肥後に追肥が必要になった人
- 原液のまま使わない
- 自己判断で濃くしない
- 元肥入り培養土へ植えた直後から重ねない
- 希釈倍率・頻度は現行ラベルを優先
選び方
役割6|光が足りるなら育成ライトを買わない
室内栽培だからといって、育成ライトが必須ではない。
窓辺で、
- 葉が正常に展開する
- 茎だけ不自然に伸びない
- 生育が極端に弱くない
なら自然光で続ける。
選び方
役割7|自然光不足が明確なら補光
BARREL
NEO AMATERAS-20WE26 / 20W
E26口金・20Wの植物育成LED。
- 20W
- E26
- 色温度約5900K
- 高演色
- 植物育成用
- 照射位置を調整可能
向いている人:北向き、窓が小さい、日照時間が短い、徒長など光不足が明確
- 小型1鉢だけなら高価
- E26器具が必要
- 植物との距離・点灯時間を調整
- ライトを追加しても温度・水・根域の問題は解決しない
BARREL
PLANT CLIP-AE26
BARREL PLANT CLIP-A E26。 ライトを買わない人には不要。
- E26
- クリップ式
- フレキシブルアーム
- 照射方向を調整しやすい
向いている人:E26育成ライトを棚・机へ固定する器具を持っていない人
- 育成ライト不要ならこれも不要
- 取り付け先の厚み・強度を確認
- 重い電球を不安定な棚に固定しない
選び方
完成パターン
ベビーリーフを窓辺で少量
- Richell 40型N
- 培養土6L
- 好きな種
- 水やり
後から必要なら追肥。
育成ライト不要。
バジル1株を室内で育てる
- 深型7号程度の鉢
- 対応受皿
- 培養土6L
- 苗または種
- 水やり
- 生育後に必要なら追肥
自然光不足ならライト。
複数鉢をまとめて作る
- 植物ごとに適した鉢
- 野菜の培養土14L
- 種・苗
- 必要な受皿
ライトは各鉢の数ではなく、照射範囲と日照不足で判断する。
選び方
水耕栽培との境界
本記事
- 排水穴のある鉢
- 培養土
- 土の乾き
- 追肥
- 条件付き補光
水耕栽培記事
- 無土
- 養液
- 水位
- 根
- ポンプ
- LED一体型装置
室内だからという理由だけで両方式を混ぜない。
買わなくてよい物
- 日当たりが足りる場合の育成ライト
- 1〜2鉢なのに14L以上の土を大量購入
- 数鉢だけなのに自動水やり機
- 最初から複数の肥料・活力剤
- 土壌水分計
- 室内温室
- 使い切れない大量の種
- ベビーリーフ用浅型鉢とバジル用深型鉢を、同じ植物のために両方買うこと
選び方
購入前チェック
- 何を育てるか
- 若採りか、大きく育てるか
- 置ける幅・奥行
- 排水できるか
- 受皿があるか
- 使い切れる土量
- 自然光の量
- 追肥が今必要か
- E26器具を持っているか
まとめ
室内土耕は、
植物
→ 収穫サイズ
→ 容器
→ 土
→ 水
→ 必要なら追肥
→ 必要なら補光
で決める。
ベビーリーフ用浅型容器を、すべての植物へ共用する前提にはしない。
若採り葉物と、大きく育てるハーブを最初から分ける方が失敗しにくい。