デスクトップPC内部のホコリ掃除に必要な物|安全に掃除するための用品
PC内部のホコリ掃除は、道具を増やす前に電源を切り、電源ケーブルを抜き、PCメーカーの清掃手順を確認することが先。
PC内部のホコリ掃除は、道具を増やす前に電源を切り、電源ケーブルを抜き、PCメーカーの清掃手順を確認することが先。
特に電源ユニットは、掃除のために分解しない。
また、すべてのPCメーカーが電動ブロワーを推奨しているわけではない。一部メーカーは静電気を理由に掃除機やブロワーを避け、缶の圧縮空気を案内している。
そのためこの記事では、缶エアを最も広く使いやすい基本手段とし、電動エアダスターは使用するPCメーカーの手順で問題がない場合に限る条件付き候補として扱う。
先に結論
- 年に数回程度の軽い清掃 → 缶タイプから始める
- 電動式を使う → PCメーカーの清掃手順が許すことを確認してから
- 細部の付着ホコリ → 柔らかいブラシ等を補助的に使う
- 電源ユニット内部まで分解する → しない
掃除前の順序
- PCを通常の手順でシャットダウンする
- 電源ケーブルと周辺機器を外す
- PCメーカーのメンテナンス手順を確認する
- 換気のよい場所へ移動する
- ケースを開ける必要がある場合は、その機種の手順に従う
- ホコリを除去する
- ケーブルや部品が外れていないことを確認して戻す
液体をPC内部へ直接吹き付けない。
3方式の違い
| 方式 | 候補 | 向く頻度 | 長所 | 主な注意 |
|---|---|---|---|---|
| 缶エア | エレコム AD-ECO2WAY | 低~中 | 電池不要、手軽 | 可燃性ガス、火気厳禁 |
| 充電式 | サンワ CD-ADE9BK | 中~高 | 繰り返し使用、4段階 | PCメーカーがブロワー使用を許すか確認 |
| AC式 | サンワ CD-ADE8BK | 作業時間を取りたい場合 | 充電切れなし、無段階 | 同上、コードが必要 |
最初の1本なら缶タイプ
エレコム AD-ECO2WAY
390mlのノンフロンエアダスター。
ストローを立てると狭い範囲、折りたたむと広い範囲へ噴射できる2WAY仕様。逆さ使用にも対応する。
向く人
- PC内部掃除を頻繁にはしない
- まず一般的な圧縮空気で清掃したい
- 充電や電源コードを増やしたくない
注意
「ノンフロン=燃えない」ではない。
公式情報ではDME・CO2を使用し、可燃性ガス・火気厳禁と明記されている。換気し、製品の注意事項に従って使う。
充電式を使うなら条件付き
サンワサプライ CD-ADE9BK
ガスを使わない充電式電動エアダスター。
公式仕様では風速31m/s、風量4段階、5種類のノズルを付属。弱設定では約60分、強設定では約10分が連続使用時間の目安。重量は210g。
向く人
- PC以外のキーボードやサッシなどにも繰り返し使う
- 缶を使い切るたびに買い足したくない
- 風量を段階調整したい
注意
最大設定の動作音は公式仕様で84dB。
そして、「電動だからPC内部でも缶より安全」とは言えない。
使用するPCメーカーがブロワーを避けるよう案内しているなら、その指示を優先する。
充電切れを避けたい場合も条件付き
サンワサプライ CD-ADE8BK
AC100Vで使う電動エアダスター。
風速は最大42m/s、風量は無段階。3種類のノズルを付属し、公式仕様上の使用可能時間は約15分。本体重量は640g、電源コードは約3m。
向く人
- バッテリー残量を気にしたくない
- PC以外も含めて一定時間まとめて掃除したい
- 風量を細かく変えたい
注意
PC内部への使用可否は、CD-ADE9BKと同じくPC側の手順を優先する。
また、長時間連続で使えるという意味ではない。公式仕様では使用可能時間は約15分。
ブラシは「エアで動かない場所」の補助
エアだけで動かないホコリを落としたい場合は、柔らかいクリーニングブラシを補助的に使う。
ただし、基板やコネクタを強くこするための道具ではない。
内部部品を取り外す必要があるなら、単なる清掃記事の範囲を超える。PCメーカーや部品メーカーの作業手順を優先する。
やらない方がいいこと
電源を入れたまま掃除する
清掃前に電源を切り、電源ケーブルを外す。
電源ユニットを分解する
PSU内部は掃除目的で開けない。外側や通気口から、メーカーが認める方法で清掃する。
家庭用掃除機を内部へ直接使う
静電気等の問題があるため、PCメーカーが推奨していない方法を自己判断で使わない。
液体を直接かける
PC内部へ洗浄液を直接噴霧しない。
強風なら強風ほどいいと考える
必要以上の風量を前提にしない。使う道具より、PCメーカーの清掃手順を優先する。
迷ったら
一般的なPC内部清掃として最初に選ぶなら、メーカー手順を確認したうえで缶の圧縮空気から始める。
電動エアダスターは便利だが、PC内部用として全員へ一律に勧める商品ではない。
清掃頻度が高く、使用するPC側でも問題がないと確認できた場合に、充電式・AC式を比較する。